カナダ中銀:慎重な文言を声明から削除、政策金利は据え置き

カナダ銀行(中央銀行)は30日、政策金利を3会合連続で据え置いた。一方、楽観的な景気認識を示すとともに、より慎重な文言を声明から一部削除し、利上げ局面に回帰する意欲が増していることを示唆した。

  政策金利を現行の1.25%に据え置くことを発表したカナダ中銀は声明で、国内景気の拡大が続いており、より高水準の金利が正当化されるとの見方を「一層」強固にしていると述べた。

  重要なポイントとして同中銀は、直近5会合の声明に登場した、今後の政策金利の調整における慎重姿勢の維持に関する文言を削除し、代わりに「漸進的なアプローチ」を取るとの表現を盛り込んだ。また、ある程度の「金融緩和」を当面維持する必要性があるとの表記や、労働市場のスラック(たるみ)に関する表記も取り除いた。

  「総じて、4月以降の展開は、インフレを目標近くに保つ上でより高い金利が正当化されるとの政策委員会の見方を一層強固にしている」と記した。これは過去の声明での表記とほぼ同じだが、今回は「時間と共に」という文言が取り除かれた。

原題:Bank of Canada Drops Cautious Language as It Holds Rates Steady(抜粋)

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