中国・香港株が下落-上海総合指数、16年10月以来の安値

  • 上海総合指数は2.5%安で引けた-6営業日続落
  • 香港ではハンセン指数が1.4%安、H株指数は1.6%下げた

30日の中国本土株と香港株は下落。上海総合指数が2016年10月以来の安値で引けた。MSCIによる中国本土株の世界的株価指数への採用が迫っているが、米国との貿易を巡る緊張が再び高まっていることやイタリアの政局混乱が重しになった。

  上海総合指数は前日比2.5%安の3041.44。ここ2カ月余りで最大の下落率となった。6営業日続落でこの間の下げは5.4%。深圳総合指数は前日比2.8%安と、今年2月13日以来の安値で終了した。

  香港市場ではハンセン指数が1.4%安の30056.79で引けた。香港上場の中国本土銘柄から成るハンセン中国企業株(H株)指数は1.6%下げた。

  トランプ米大統領は29日、中国からの輸入品500億ドル(約5兆4500億円)相当に制裁関税を課す計画を推し進め、重要な技術への中国投資を制限する計画も前進させると表明した。

  第一上海証券の葉尚志ストラテジスト(香港在勤)は「全面的な売りとなった。イタリアやトランプ大統領の新たな貿易方針を巡る懸念の中でリスク回避の動きが強まった」と述べた。MSCIは6月1日から200を超える本土上場銘柄を同社の世界的なベンチマークとなる株価指数に組み入れる。

(出所:Bloomberg)

原題:Shanghai Shares Close at Lowest Since 2016 as MSCI Debut Looms(抜粋)

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