中国は一段の対外開放を、IMFが指摘

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  • 中国成長率は18年に6.6%に、23年までに約5.5%に鈍化すると予想
  • 政府投資削減と世帯向け与信の伸び抑制を進める必要-ダニエル氏
Photographer: Luke MacGregor/Bloomberg

中国は改革を進めているが、市場がより決定的な役割を果たすことを認め、対外開放を加速すべきだ。国際通貨基金(IMF)が30日指摘した。

  IMFは北京で公表した2018年の4条協議の結果に伴う発表文で、与信の伸びは鈍化したものの、なおペースが速過ぎると分析。中国当局は成長率目標重視からより質の高い成長に焦点を絞るべきだと促した。IMFによると、中国経済の成長率は18年に6.6%に、23年までには約5.5%に鈍化する見通し。

  IMFの中国調査団を率いるジェームズ・ダニエル氏は北京での記者会見で、中国は政府投資の削減と一般世帯向け与信の急速な伸びの抑制をさらに進めるべきだと述べた。ただ、債務への対処は必要だが、一般世帯のバランスシートは引き続き強いとも説明。実体経済における債務の伸びは鈍化したと話した。

  同氏は中国当局の決意という点で金融レバレッジ解消の取り組みは印象的だと指摘。米連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げに伴う圧力の影響を受けにくくするには、為替相場などの改革を継続していくことが中国にとって重要だと呼び掛けた。

原題:IMF Says China Should Open More to World With Bigger Market Role、IMF Says China Should Open More to World, Ease Trade Tension (1)、 IMF Urges China to Reduce Govt Investment, Curb Household Credit(抜粋)

(3段落目以降に記者会見の内容を追加して更新します.)
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