米人気コメディー「ロザンヌ」打ち切り-出演女優が人種差別ツイート

  • 女優のバー氏がオバマ前大統領顧問ジャレット氏の容姿など中傷
  • 「ジョーク」に批判相次ぐ-心から申し訳ないとバー氏

ウォルト・ディズニー傘下ABCの人気コメディードラマ「ロザンヌ」に出演する女優ロザンヌ・バー氏がツイッターで、オバマ前政権幹部に対する人種差別的な投稿をしたことで番組が打ち切られた。

  ABCエンターテインメントのチャニング・ダンジー社長は29日の発表文で、「ロザンヌが投稿したツイッターの内容は嫌悪すべき非常に不快で、われわれの価値観と一致せず、彼女の番組打ち切りを決めた」と説明した。

  バー氏(65)は2009年から17年までオバマ前政権で大統領顧問を務めたバレリー・ジャレット氏に関し、イスラム組織「ムスリム同胞団」や映画「猿の惑星」が赤ん坊をもうけたかのようだと記述。これに対して批判が相次ぎ、同氏は謝罪した上で、ツイッターへの投稿をやめる意向を示した。

  バー氏は29日のツイ-トで「ジャレット氏と全ての米国民に謝罪する」とし、「彼女の政治観や容姿に関する悪いジョークについて心から申し訳なく思っている。もっと思慮深くあるべきだった。許してほしい。私のジョークは不快なものだった」と記した。

ブルームバーグ・インテリジェンスのポール・スウィーニー氏が「ロザンヌ」打ち切りについて解説

(出所:Bloomberg)

  バー氏はクリントン家に対する嫌悪を含め、自身の政治的見解を披露するプラットフォームとしてツイッターを頻繁に使用し、ABCにとって頭痛の種になっていた。

  コメディードラマ「ロザンヌ」は直近のシーズンが終わったばかり。この番組でABCは視聴率最下位から脱出、週平均の視聴者は1870万人に上っていた。バー氏は同番組でトランプ大統領の支持者の役を演じていた。

原題:‘Roseanne’ Canceled by ABC After Star Makes Racial Slur (1)(抜粋)

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