イタリアの信用リスクが急上昇-危機的状況のトルコさえ上回る

  • イタリア国債の5年物CDSスプレッド、一時276bpまで急上昇
  • 債務残高は欧州で2番目の大きさ、政治および財政リスク高まる

政治の混迷が深まるイタリアのクレジットリスクが29日、ブルームバーグがデータを取るどの新興諸国よりも高くなった。危機に見舞われているトルコさえも上回った。 

  イタリア国債のデフォルト(債務不履行)に備えた保証コストを示すクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)スプレッドは、5年物が一時276ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)まで急上昇し、トルコやブラジル、南アフリカ共和国を上回った。この3カ国の格付けはいずれも投資不適格(ジャンク)級で、最もリスクの高い国のランキング上位をいつも競い合っている。 

  債務残高が欧州で2番目に大きいイタリアだが、格付け大手3社は投資適格級を付与している。もっとも、親欧州連合(EU)派とEU懐疑派との対立で9月にも再選挙が見込まれる中、同国の政治および財政リスクは高まりつつある。
         

原題:Italy Now Troubles Bond Investors More Than Crisis-Ridden Turkey(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE