イタリア国債投資が痛手、5月マイナス15%-フィールドSのファンド

  • フィールド・ストリートのマクロファンドはイタリア国債に投資
  • 1-4月はプラス9.4%だったが、今月の損失で吹き飛ぶ

イタリアの資産全般が売り込まれていることで、米ヘッジファンド運用会社フィールド・ストリート・キャピタル・マネジメントが痛手を受けている。

  事情に詳しい複数の関係者によると、マクロ経済トレンドを基に投資する同社のファンド「グローバル・インベストメンツ」は今月の運用成績が約15%のマイナスとなり、月間として過去最悪を記録しそうだ。1-4月はプラス9.4%の成績を上げていたが、今月の損失でプラス分が吹き飛んだ。同社の広報担当者はコメントを控えた。フィールド・ストリートの運用資産は約40億ドル(約4350億円)。

  非公開情報を理由に匿名で語った関係者によると、このファンドはイタリア国債に投資していた。ポピュリスト政党指導者が組閣に失敗したことを手掛かりに、29日の取引でイタリア国債価格は急落。2年債利回りはユーロ導入後で最も大きな上昇となった。イタリアの資産はここ2週間、政治的混乱で不安定な動きとなっている。同国は再選挙に向かう方向にあり、実施されれば反エスタブリッシュメント(既成勢力)政党が票を伸ばす可能性がある。

  関係者によると、債券投資に特化したフィールド・ストリートの旗艦ファンドも今月、約2%の損失。1-4月はプラス3.7%だった。

原題:Field Street Macro Fund Is Said to Fall 15% in May on Italy Bet(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE