カナダ政府、キンダー・モルガンのパイプライン取得-約3800億円で

  • 拡張プロジェクトのほか、関連パイプラインやターミナル資産も対象
  • 建設を続行し、「適切な」時期に新たな所有者に売却する方針

カナダ政府は29日、パイプライン運営会社キンダー・モルガン・カナダのトランス・マウンテン・パイプラインについて、物議を醸している拡張プロジェクトも含め、45億カナダ・ドル(約3800億円)で取得すると発表した。激しい反対運動の中で、パイプライン建設を確実にすることが狙い。

  モルノー財務相はオタワでカー天然資源相と共に合意を発表した際、「パイプライン建設は必要で、実現させる」と述べた。合意には拡張プロジェクトのほか、関連パイプラインやターミナル資産も含まれている。買収完了は8月の見込み。2018年のシーズンを通じて建設が続けられ、連邦政府は「適切な」時期に新たな所有者に売却する方針だ。

  これにより、カナダで最も注目されているインフラプロジェクトが新たな運営業者が見つかるまで事実上、国有化されることになる。同プロジェクトは法的不確実性に加え、環境団体やブリティッシュコロンビア州の反対運動の高まりに直面している。

原題:Canada Buys Kinder Trans Mountain Pipeline for $3.5 Billion (2)(抜粋)

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