モルガン・スタンレー、ブラックロックのシステムに頼る

  • ブラックロックのリスク管理システム「アラジン」の統合作業進める
  • 同システムは顧客のリスク許容度に見合わない資産を特定
Photographer: Christopher Lee/Bloomberg

顧客の全資産の取り込みを目指す米銀モルガン・スタンレーのウェルスマネジメント部門は、技術面で優位に立つため米資産運用会社ブラックロックに頼っている。

   モルガン・スタンレーのウェルスマネジメント部門共同責任者アンディー・サパースタイン氏によると、同行はブラックロックのリスク管理システム「アラジン」を自行のプラットホームに統合するための作業にこの2年間取り組んでいる。このシステムは顧客のリスク許容度に見合わない資産を特定し、「どこで取っているのかさえ知らなかったリスク」を顧客に示す。同行の運用資産は2兆4000億ドル(約260兆円)。

  サパースタイン氏の説明によると、同行は顧客が他の金融機関に預けている2兆ドルの呼び込みを目指す中で、他の証券会社が同じような分析を提供してしないことに着目。「こうした資産をわれわれに預けてもらう正当な理由をこれまで提示してこなかった」とした上で、「今はその理由があり、そうした利点を数値で示すことができる」と29日にニューヨークで開催されたドイツ銀行主催の会議で語った。

原題:Morgan Stanley Taps BlackRock to Help Lure $2 Trillion of Assets(抜粋)

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