漢方薬メーカーなどヘルスケア銘柄が熱い-貿易摩擦響く中国株式市場

  • バリュエーションの天井にぶつかる可能性との指摘も
  • 強気派は新薬承認の迅速化などの医療改革に期待

中国株式市場では今、ヘルスケア銘柄が最も熱い。ヘビの胆嚢(たんのう)を乾燥させた生薬を売る製薬会社の株価が今年に入り倍以上の水準に値上がりしている。

  米中貿易摩擦の影響が株式相場に及ぶ中で、本土の投資家は漢方薬メーカーの漳州片仔癀薬業などの内需株に向かっている。「蛇胆」を販売する漳州片仔癀の売り上げのほぼ全ては国内だ。

  ほとんどのセクターが売られる中で、2018年の本土株市場で製薬会社などのヘルスケア銘柄の好調さは際立っており、上昇率は30%近い。ただ、10年ぶりの高水準となったバリュエーション(株価評価)が株高継続への脅威として浮上しつつある。

  北京に本社を置くチャイナ・ビジョン・キャピタル・マネジメントの孫建波社長は「ヘルスケアセクターの株高が続けば、すぐにバリュエーションの天井にぶつかる可能性がある」と指摘した。強気派は新薬承認の迅速化といった医療改革に楽観的で、製薬各社の増益率をより速いペースで押し上げる可能性があると期待している。

原題:China’s Hottest Stocks Are Drugmakers as Other Industries Falter(抜粋)

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