【今日のニュース】安倍首相が再び訪米、リラ大幅上昇

安倍首相とトランプ大統領

Photographer: MANDEL NGAN/AFP
Photographer: MANDEL NGAN/AFP

英米で祝日のため主要な市場取引がなかったにも関わらず、イタリアやトルコで市場が大きく動きました。原油先物も下落が止まりません。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

地ならし

6月12日にシンガポールで予定される米朝首脳会談について、トランプ大統領のツイートは会談準備に向けた様子を伝え、中止通告をした事実はなかったかのよう。米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、米国は対北朝鮮で制裁強化を準備していたが、米朝協議継続を優先するため当初5月29日に予定されていた制裁発表を見合わせる可能性があるという。安倍首相はトランプ氏と電話会談し、米朝会談前に訪米して日米首脳会談を実施し、意思疎通を図る方針で一致したと共同通信が報じた。

マンマ・ミーア

ポピュリスト政権の樹立が失敗に終わったイタリアで、マッタレッラ大統領は財政について厳格な姿勢で知られるエコノミストのコッタレッリ氏に再選挙までの暫定政権の組閣を委ねた。ポピュリスト政党は反発しており政治的亀裂は深まっている。コッタレッリ氏は、暫定政権が議会の信任を得られない場合は8月より後の総選挙に向け準備する方針。イタリア金融市場では株・債券ともに下落した

リラがラリー

トルコの通貨リラは約3年ぶりの大幅上昇となり、株と債券も値上がりした。きっかけは中央銀行による1週間物レポ金利を主要政策金利とするとの発表。金融政策の枠組み簡素化により、中銀がエルドアン大統領の圧力をかわして通貨の下落対策に取り組めるとの期待が広がった

原油は続落

原油安が止まらない。時間外取引でNY原油先物は5日続落と、2月以降で最長の連続安となった。メキシコ湾の亜熱帯低気圧は勢力を弱めている。市場参加者は世界3大産油国のロシア、米国、サウジでの増産を注視している。

交換条件

中国は米半導体メーカーのクアルコムによるオランダ同業NXPセミコンダクターズの430億ドル(約4兆7000億円)に上る買収について承認する方針。ただし、自国の通信機器メーカー、中興通訊(ZTE)に対する制裁措置を米国が解除するとの確信が得られることが条件。トランプ氏は、米制裁により主要な事業活動が停止に追い込まれているZTEが13億ドルの罰金支払いなどの要求に応じれば事業継続を認める方針を明らかにしている。

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