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手のひらで天体観測-スマート望遠鏡は33万円

  • 「ステリナ」は初心者に最適、アプリで天体を自動追跡
  • 価格は2999ドル、MoMAデザイン・ストアで販売

ほとんどの望遠鏡はその見た目より、それを通して見える世界を楽しむものだが、フランスの新興企業バオニスが開発したスマート望遠鏡「ステリナ」はその両面で画期的だ。SF映画「2001年宇宙の旅」の小道具みたいなこの望遠鏡には、従来型の接眼レンズが備わっていない。より少ない手間でより多く発見するのが狙いで、例えばアプリにあらかじめ搭載された150の選択肢からアンドロメダ星雲を選ぶと、モーター駆動で動いてこの星雲に自動で焦点を合わせ、あなたのスマホやタブレットにクローズアップ画像を送ってくれる。初心者が天体観測に親しむのに最適だ。

  ステリナは全長20インチ(約50.8センチ)弱で、駆動時間約10時間のバッテリーを搭載。ニューヨーク近代美術館(MoMA)デザイン・ストアで、2999ドル(約33万円)で販売されている。

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Photographer: Hannah Whitaker for Bloomberg Businessweek; Prop stylist: Heather Greene

競合製品

  米ミード・インスツルメンツの「ETX125オブザーバー」には光学機器としての品質の高さに加え、3万の天体データベースから観測対象を自動導入する能力がある。価格は699ドル。ただ、画像を保存するには接眼レンズを最新の「LPI-G」カメラモジュール(380ドル)に付け換えなくてはならない。

  今秋発売されるユニステラの「eVスコープ」は、既に熱心な天文ファンの支持を獲得しつつある。電子接眼レンズを採用し、ハイ・ダイナミック・レンジ(HDR)技術と類似した画像合成手法により高画質画像を実現する。価格は1999ドルの予定。

原題:A Smart Telescope That Puts the Universe in the Palm of Your Hand(抜粋)

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