トランプ大統領の司法省攻撃は「ゆでガエル」方式-批判者が指摘

  • 少しずつ攻撃を強めて気がついた時には手遅れにしようとしている
  • 大統領は毎日のようにツイッターなどで圧力かけ続けている

トランプ大統領

Photographer: Joshua Roberts/Bloomberg

トランプ米大統領の司法省への相次ぐ攻撃は同大統領に批判的な一部の人たちから「ゆでガエル」戦略であり、ロシア疑惑捜査との闘いをどこまで推し進められるか確かめようとしているとみられている。

  トランプ大統領はモラー氏がロシア介入疑惑の捜査に着手した1年前から、司法省に対し挑発的な行動を取ってきた。捜査官が政治目的で動いていると非難したり、選挙戦でスパイを政治的理由でトランプ陣営に潜入させたと主張したほか、スパイ潜入の調査を求めたりしてきた。

  トランプ大統領は毎日のように圧力をかけ続けており、例えば27日のツイッターへの投稿では、モラー氏のチームでは「13人の怒れる民主党員」が働いているとか、「不正に仕組まれた捜査」だと批判していた。

  オバマ政権で司法副長官を務め、トランプ政権に司法長官代行として残ったものの、トランプ大統領の入国禁止令に異議を唱えて解任されたサリー・イエーツ氏は、トランプ大統領のアプローチはカエルを水に入れた後、徐々に温度を上げていって、気がついた時には手遅れにする手法だと評した。

原題:Trump Is ‘Boiling the Frog’ With His Attacks on DOJ, Critics Say(抜粋)

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