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ECBは6月の政策委でQE調整の可能性を排除せず

  • 政策委メンバー、ユーロ圏経済の堅調な勢い維持への確信は持続
  • ECBは6月14日に政策委開催、新たな見通し公表へ
The stars of the European Union (EU) sit on banners flying outside the European Central Bank
Photographer: Jasper Juinen/Bloomberg
The stars of the European Union (EU) sit on banners flying outside the European Central Bank
Photographer: Jasper Juinen/Bloomberg

欧州中央銀行(ECB)の当局者らは、早ければ6月に刺激策縮小に向かうとの見通しを示す可能性をまだ排除していない。 事情を知る複数のユーロ圏当局者が明らかにした。

  政策委員会メンバーらはユーロ圏経済が堅調な成長段階にあるとの確信を持ち続けている。現時点では、次回6月14日の政策委で行動する選択肢だけでなく、7月まで待つ選択肢も残しているという。関係者は部外秘情報だとして匿名を条件に話した。

  来月の政策委は年初のユーロ圏成長鈍化が確認されてから初めて開かれる。同会合では四半期経済予測も示される。

  政策委は2兆6000億ユーロ(約333兆円)の債券購入プログラムを少なくとも9月末まで継続するが、その後の延長の是非や延長方法についての議論を正式にはまだ着手していない。ドラギECB総裁は量的緩和を急に終了させることはないと述べており、投資家は12月末まで短いテーパリングを予想。約半年後に利上げに着手すると見込んでいる。

Unwinding Stimulus

Milestones on the ECB's path toward monetary-policy normalization

Source: Bloomberg survey of economists conducted April. 12-19

Note: Timeline shows dates by when most economists predict a given action

  それでもECBが次のステップの発表をいつ決めるかについては疑問が残る。また、量的緩和(QE)終了後に当局が将来の金利動向についてどうガイダンスを示していくかという問題もある。ECB当局者は現時点では、政策金利を引き上げるのは債券購入終了後「かなりの期間」を経てからになると述べている。

  ECBの広報担当は政策委の今後の決定に関してコメントを控えた。

原題:ECB Officials Are Said to Not Rule Out June Meeting to Tweak QE(抜粋)

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