トランプ大統領、米朝首脳会談は再び実現の方向と示唆か

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  • 首脳会談準備のため米国のチームが北朝鮮に到着したとトランプ氏
  • 「北朝鮮が将来、経済・金融大国になると心から信じている」
Photographer: Yuri Gripas/Bloomberg
Photographer: Yuri Gripas/Bloomberg

トランプ米大統領は27日、いったん中止を決めた米朝首脳会談が実現の方向に向かっていることを認めたもようだ。

  トランプ大統領は27日午後のツイッター投稿で、「米国のチームは金正恩朝鮮労働党委員長と私自身との首脳会談の準備のため、北朝鮮に到着した。北朝鮮は素晴らしい潜在能力を有しており、将来、経済・金融大国になると私は心から信じている。金委員長の考えはこの点で私と一致している。それは起きるだろう!」と述べた。

  ポンペオ米国務長官も最近、金委員長が核兵器を廃棄し孤立状態を解消すれば、米国などの企業が大型投資を行うとの明るい展望を示している。

  米国務省は27日、トランプ大統領のツイートより先に、米代表団が米朝首脳会談の準備のため北朝鮮当局者と協議しているとの報道を確認していた。首脳会談は当初、6月12日にシンガポールで開催すると設定されていた。

   米国務省のナウアート報道官は、「米代表団が板門店で北朝鮮当局者と協議している」との声明を発表。「われわれはトランプ大統領と金委員長との会談準備を引き続き進めている」と説明した。
  
  同報道官は詳細については明らかにしなかった。ワシントン・ポスト紙は、米国の駐韓国大使を務めた経験のあるソン・キム氏が代表団を率い、北朝鮮の崔善姫外務次官と27日に会談したと報じた。

  ホワイトハウスは26日、先遣チームが米朝首脳会談準備のためシンガポールに向かうと発表した。

  韓国の文在寅大統領は27日、前日の南北首脳会談で「金委員長は朝鮮半島の完全非核化に向けた確固たる意思を再び明確に示した」と発言。「私の考えでは、金委員長にとって不透明なのは自らの非核化の意思ではなく、非核化後に敵対的な関係を終わらせ、体制を保証するという米国の言葉を信頼できるかどうかだ」と述べた。

原題:Trump Appears to Confirm His Summit With Kim Back on Track (1)(抜粋)

(3段落目以降に国務省報道官のコメントなどを追加して更新します.)
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