トヨタ:スズキ開発の車をアフリカに供給も-協業の具体案示す

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  • 開発や生産などに関する共同プロジェクトの協議開始で合意
  • 両社は16年以降、業務提携に向けた検討を続けていた

トヨタ自動車は25日、スズキと開発や生産などに関する共同プロジェクトの協議を開始することで合意した。技術面での協力のほか、成長市場であるインドやアフリカでのお互いの強みを生かした取り組みを通じて競争力の強化に努める。

  トヨタの発表資料によると、スズキが主体となって開発する小型超高効率パワートレーン(駆動システム)にデンソーとトヨタが技術支援を行う。また、スズキが開発した車をトヨタのインド子会社で生産し、両社のブランドでインド国内で販売することや、アフリカ市場向けに供給することなどを含む協力体制について協議していくという。

  トヨタ広報担当の喜多亜貴子氏は、スズキが手がけるパワートレーンについて、「世界の燃費規制の動向から、エンジンとHVシステムを組み合わせたものになると考えている」と話した。スズキの鈴木修会長は発表資料で、パワートレーンについて「スズキについて死活的に重要」と表現。トヨタとインドだけでなく世界規模でさらなる成功を目指していくとした。

  トヨタとスズキは2016年10月、業務提携に向けた検討を開始すると発表。昨年2月には環境・安全・情報技術や商品・ユニット補完などの領域での協力を検討していくとし、具体化に向けて協議を進めていた。

(スズキ会長やトヨタ広報担当のコメントを追加します.)
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