メキシコ:NAFTA再交渉の自動車協議で打開案-関係者

  • 自動車産業の労働者の賃上げやコンテンツで柔軟な対応
  • 米国には最も厳しい提案の一部を取り下げるよう求める

北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の自動車に関する協議で、メキシコ政府は自国労働者の賃金やコンテンツの扱いに柔軟に対応する見返りに、米国が最も厳しい要求の幾つかを取り下げるよう提案した。協議に詳しい関係者2人が明らかにした。

  話し合いが非公開であることを理由に匿名で語った関係者の1人によれば、メキシコは同国で生産する自動車の価値のうち、少なくとも20%相当は賃上げを実施した労働者によるものとする案を提示した。NAFTA再交渉に国内の賃金を絡めることに、同国はこれまで受け入れ不可能とする姿勢を取ってきた。

ライトハイザーUSTR代表

Photographer: Joshua Roberts/Bloomberg

  メキシコは自国案への交換条件として、米国が政府契約の機会制限やメキシコ産農産品の季節的な輸出への障壁などの厳しい提案を取り下げるよう望んでいるという。ただ、関係者の1人は米国がこれを受け入れる用意があるかどうかは不明だと語った。

  ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表のオフィスに電子メールでコメントを要請したが返答はない。メキシコのグアハルド経済相のオフィスは直ちにコメントすることは控えた。

原題:Mexico Is Said to Make U.S. Offer in Bid to Get Nafta Deal (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE