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対米直接投資は過去最大55兆円、米国でのM&Aや現地生産化-17年末

  • 7年連続で対米投資残高は増加、米国経済に貢献
  • 日本は27年連続で世界最大の純債権国、米国は世界最大の純債務国

財務省は25日、2017年末の対米直接投資残高が過去最大の55.4兆円だったと発表した。前年比4.5%増と7年連続の増加。日本企業による米国での合併・買収(M&A)や現地生産化が進んだ。トランプ米大統領が日本に貿易不均衡の是正を求める中、直接投資による米経済への貢献度は増している。

対米直接投資残高は7年連続増加、過去最高更新

出所:財務省、日本銀行

  トランプ大統領は米国の対日貿易赤字の縮小につながる通商合意を求めている。23日には、自動車の輸入についても米通商拡大法232条に基づき米国の安全保障上の問題があるかどうかの調査を指示。25%の追加関税導入につながる可能性が浮上している。日本は3月に米国が発動した鉄鋼・アルミ追加関税の対象国となっている。

  財務省によると、日本の政府や企業、個人が海外で保有している対外資産残高は9年連続増加、対外負債残高も8年連続増加し、いずれも過去最高を更新した。資産から負債を差し引いた対外純資産残高は328兆4470億円と、27年連続で最大の純債権国を維持した。世界最大の純債務国は米国。

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