ペトロブラス株が大幅安、トラック運転手ストを受け燃料価格下げ

ブラジル石油公社(ペトロブラス)の株価は24日、ここ1年で最大の下げとなった。ブラジル全土で行われているトラック運転手のストライキがブラジル国内で大混乱を引き起こす中、燃料価格を引き下げたのが嫌気された。

  ペトロブラス株は24日のブラジル市場で15.6%下げ、3カ月ぶり安値を付ける場面があった。これは2017年5月18日以来の大幅安。

  ペドロ・パレンテ最高経営責任者(CEO)は23日、トラックストを終了させる政府の交渉を促すため、ディーゼル卸売価格を10%下げると発表。一方、運転手らは24日もストを続行、ペトロブラスと政府にさらなる譲歩を迫った。

  メリルリンチのアナリスト、フランク・マガン氏はリポートで、「トラック運転手の抗議活動への対応として発表されたディーゼル価格引き下げは、ペトロブラスの独立性に関する認識を修復困難なほど大きく傷つける可能性が高い」と指摘した。マガン氏は、ペトロブラスの米国預託証券(ADR)の投資判断を「中立」、目標株価を17ドルにそれぞれ引き下げた。

  パレンテCEOは23日、同社は圧力に屈しないとした上で、この措置は一時的であり価格設定方針の変更は意味しないと記者団に語った。

原題:Petrobras Punished for Caving on Fuel Prices as Shares Sink (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE