トルコ・リラ、下落再開-中銀の緊急利上げは一時しのぎとの見方

  • 一時3.5%安と、新興国・地域の通貨の中で最大の下げ
  • 中銀は後期流動性ウィンドウ金利を3ポイント引き上げた

24日の外国為替市場で、トルコの通貨リラは下落を再開した。23日の緊急利上げは一時しのぎの策にすぎないとの見方が優勢になった。

  リラは一時3.5%安と、新興国・地域の通貨の中で最大の下げを演じた。前日は一時5%超下げた後、緊急利上げを受けて持ち直していた。中央銀行は後期流動性ウィンドウ金利を3ポイント引き上げ16.5%とした。

  中銀は3週間にわたり通貨危機に手をこまねいてきたが、ついに利上げに踏み切った。利上げを嫌い中銀をけん制してきたエルドアン大統領は23日のテレビ演説で、金融政策に関して世界的な原則に従う意向を示し、市場の不安払拭(ふっしょく)を図った。大統領は24日、1カ月後に控える選挙に向けた運動を開始する。

  イスタンブール時間午前9時53分現在、リラは1ドル=4.6938リラに下落。

原題:Lira Drops as Turkey’s Emergency Rate Hike Seen as Temporary Fix(抜粋)

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