スルガ銀行の株価、2社目のシェアハウス破綻で下落

A man enters a branch of the Suruga Bank in Tokyo.

Photographer: ROBERT GILHOOLY/Bloomberg
Photographer: ROBERT GILHOOLY/Bloomberg

シェアハウス融資問題の広がりを受け、スルガ銀行の株価が24日、一時前日比4.8%安の1240円と急落した。決算発表翌日の今月16日以来の日中下落率。

  帝国データバンクは23日、シェアハウス運営会社のゴールデンゲイン(本社・東京都港区)が22日に破産手続き開始決定を受けたと発表した。スルガ銀行広報担当者によると、同行は同社物件所有者へ融資をしていた。スルガ銀関連のシェアハウス運営会社破たんはスマートデイズに続き2件目。

  スルガ銀は15日の前期決算発表で、シェアハウス案件での3月末時点の融資残高は1258人に対して2036億円と公表しており、ここに破たん2社の関連融資も含まれるという。株価下落を受け、広報担当者はゴールデンゲイン破綻を「一つの材料とされているのではと思うが、公表したようにすでに十分な引当金を積んで対応している」とコメントした。

  ミョウジョウ・アセット・マネジメントの菊池真代表取締役は、スルガ銀株下落はゴールデンゲイン破たんが材料だとし「スルガ銀が組織ぐるみで審査を緩め、シェアハウスを中心にどんどん融資をしていた可能性があらためて確認された」と分析。「個人投資家の売りだけではここまでの下げにはならない。株価急落で我慢して持っていたロングオンリーのファンドなどが、いよいよ問題銘柄だと認定し、投げ始めたのだとみている」と話した。

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