Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

FOMC議事録:「近く」次の利上げ適切になると大半が予想

更新日時
  • インフレ率が目標から若干オーバーシュートしても問題ないと認識
  • 議事録は、当局が6月利上げに向けた軌道上にあることを示唆
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

米連邦準備制度理事会(FRB)が23日公表した連邦公開市場委員会(FOMC)会合(5月1-2日)の議事録によると、当局者らは、経済見通しから考えて「近く」追加利上げが適切になると予想した。またインフレ率が目標から若干オーバーシュートしても問題ないとの認識を示し、より積極的な引き締めには急いでいないことを示唆した。

  議事録では、「大半の参加者は、入手する情報で現在の経済見通しがおおむね裏付けられれば、政策緩和の解除をもう一歩進めるのが近く適切になる可能性が高いと判断した」と記された。

  また、一時的に「インフレ率が2%を若干上回るのは、FOMCの対称的なインフレ目標に合致しており、中長期的なインフレ期待を抑制する上で有益となる可能性がある」と指摘した。

  インフレ率については「特に、委員会の2%目標を下回る時期が数年間根強く続いたことから、インフレ率が2%付近で推移すると結論付けるのは時期尚早との認識も示された」と記した。 

  このほか当局者らは、設備投資の遅延や取りやめといった、関税や貿易制限がもたらし得る悪影響を懸念する各地域の企業の声を伝えた。

  議事録では、イールドカーブの平たん化についても会合で議論されたことが示された。イールドカーブについて数人は「将来の経済活動に関するシグナルとしての信頼性が低下」した可能性があるとした一方、逆イールドは歴史的に「リセッションのリスクの高まりを示してきた」と指摘する当局者も幾人かいた。

原題:Fed Sees Next Hike Soon, Signals Modest Inflation Overshoot OK(抜粋)

(議事録の内容を追加し、更新します.)
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