米国務長官、北朝鮮への非核化要求「信頼できる措置」に引き下げ示唆

  • これまでは経済制裁緩和の条件に完全な非核化実現を求めていた
  • 6月12日の米朝会談は「依然予定通りとして準備」-ポンペオ長官

ポンペオ米国務長官はトランプ政権が北朝鮮に対し、核兵器プログラムの放棄に向けた「信頼できる措置」を求めていると述べた。これまでは完全な非核化が実現して初めて経済制裁を緩和するとの立場だったが、要求を後退させた格好になる。

ポンペオ米国務長官

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  ポンペオ長官は23日に下院外交委員会での証言で、「完全かつ検証可能で不可逆的な朝鮮半島の非核化に向けて信頼できる措置が取られるまで、米国の姿勢は変わらない」と発言。北朝鮮問題を「一気に解決する時機だ」と続けた。

  米国が要求する完全な非核化に北朝鮮は反発しており、米政権内では6月12日にシンガポールで予定する米朝首脳会談の実現に懐疑的な見方が広がっている。ポンペオ長官は「北朝鮮との歴史的な会談は依然6月12日に開かれる予定で準備を進めている」と述べた。「安全保障上の主要な課題を解決する千載一遇のチャンスだ。過去の教訓に十分留意してはいるが、世界にとって素晴らしい結果を出せると楽観している」と語った。

原題:Pompeo Signals Settling for ‘Credible’ Steps on N. Korean Nukes(抜粋)

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