ザッカーバーグ氏、謝罪するも一部質問に答えず-欧州議員の怒り買う

  • フェイスブックCEO、欧州議会を訪れ議長ら議員代表と会合
  • 会合は免罪符にすぎない-英国のカマル欧州議員

マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)

Photographer: Dario Pignatelli
Photographer: Dario Pignatelli

フェイスブックの創業者マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は22日、欧州連合(EU)の欧州議会でタヤーニ議長らとの会合に臨み、個人情報の流出問題を巡り謝罪したものの、一部の質問に答えず会合に参加した議員らの怒りを買った。

  ザッカーバーグ氏はこれまで行った釈明を繰り返し、フェイスブックはユーザーのデータや偽ニュース、選挙への外国の干渉に対する自社の責任について十分に幅広い視野で捉えておらず、申し訳ないと表明。

  だが、会合冒頭から議員らの質問が相次いだ中で、同氏は広告を受け取らないことは可能かどうかや、フェイスブックが会社分割を必要とする独占企業かどうかなど、多くの質問を受け流し、議員らをいら立たせた。

(出所:Bloomberg)

  ブリュッセルでのこの会合に参加したサイ・カマル欧州議員(英国、中道右派)は「残念なことに会合は免罪符にすぎず、ザッカーバーグ氏に難しい質問を避ける余地があまりにも多く与えられていた」と指摘した。

  最大8700万人のフェイスブック利用者とその友人のデータがケンブリッジ・アナリティカによって不正に利用された可能性が今年に入り発覚。この問題はデータ保護の世界を一変させた出来事とされており、監督・規制当局は情報を守る方法について認識の向上を求めている。

原題:Zuckerberg Irks EU Lawmakers After Dodging Facebook Questions(抜粋)

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