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MS&AD:中国生保参入、交銀人寿に747億円出資-窓販に基盤

更新日時

MS&ADインシュアランスグループホールディングスは、中国の生命保険に参入する。700億円超で交通銀行傘下の生保に出資、収益増を狙う。

  MS&AD子会社の三井住友海上火災保険が中国5大銀行の1つ交通銀行の子会社、交銀人寿の持ち分37.5%を43億2500万元(約747億円)で取得する。MS&ADが発表した。関係当局の認可が得られ次第、豪コモンウェルス銀行の持ち分を手元資金を原資に買い取る。米、日に次ぐ世界3位の生保市場の中国に事業基盤を確立することで、収益力向上を目指すとともに事業のリスク分散を図る。

  強固な顧客基盤を持つ交通銀行の窓販が主要販売チャネルの交銀人寿への出資で、三井住友海は中国に基盤を築く。中国生保の銀行窓販の割合は2013年の37%から16年には44%に上昇したという。三井住友海は10年4月に中国の信泰人寿に出資したが一定のノウハウが取得できたとして、16年12月に保有全株の売却で合意した。少子高齢化の日本では事業拡大が見込みにくく、中国に再進出する。

  交銀人寿は2000年に上海で設立、17年12月期の保険料収入は131億元で中国28位。純利益は2億5600万元だった。三井住友海上はインドネシア、マレーシア、インド、スリランカなどの生保にすでに出資している。

  MS&AD株は午前9時54分現在、前日比12円(0.3%)高の3625円で取引が進んでいる。

(第3段落に窓販などを追加して更新します.)
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