鴻海傘下FIIの上海IPO、4700億円規模-アップル依存軽減目指す

  • 15年の中国株急落後で最大級のIPO-企業価値は約4兆7700億円
  • 調達資金は5G技術などの分野に投じる方針
Photographer: Thomas Lee/

鴻海精密工業傘下のフォックスコン・インダストリアル・インターネット(富士康工業互聯網、FII)が計画する中国本土での新規株式公開(IPO)は、271億元(約4700億円)規模に上る見通しとなった。本土では2015年の株式相場急落後で最大級のIPOとなる。

  FIIの上海証券取引所への届け出によると、同社は1株当たり13.77元で新株を発行する。FIIの価値を約430億ドル(約4兆7700億円)と評価することになる。

  スマートフォンやクラウドコンピューティング関連機器、ロボットなどの製造を手掛ける鴻海は、270億元余りの調達資金をスマート生産や第5世代(5G)のワイヤレス技術などの分野でFIIの事業に投じる方針。鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)会長は単なるパソコンや携帯端末の組み立てから脱却し、同社売上高の半分強を稼ぐ米アップル依存を下げようとしている。

原題:Hon Hai’s FII to Raise Up to $4.3 Billion in Marquee China IPO(抜粋)

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