米HPエンタープライズの利益見通し、ソフト分野の買収効果示す

  • 一部項目除いた1株利益は35-39セントの見通し-市場予想36セント
  • 2-4月期の売上高と利益もアナリスト予想上回る

ヒューレット・パッカード・エンタープライズ (HPE)の5-7月(第3四半期)利益見通しは、ハードウエアの部品コストが上昇する中でもネットワークおよびソフトウエア分野での一連の買収が利益を押し上げつつあることを示唆するものとなった。

  22日の発表資料によると、一部項目を除いた1株利益は35-39セントの見通し。ブルームバーグ集計のアナリスト予想平均は36セントだった。2-4月(第2四半期)の売上高と利益もアナリスト予想を上回った。発表を受け、同社の株価は時間外取引で上昇した。

  アントニオ・ネリ最高経営責任者(CEO)は売上高の大半を占めるサーバーやストレージ関連の商品・サービスから事業の多角化を図ろうとしている。「IoT」向け製品の開発やソフトウエア商品の拡充を通じ、専有型クラウドと共有型クラウドの中間にあたる「ハイブリッドクラウド」とネットワーク業務を行う企業への転身を狙っている。

  HPEは米シスコシステムズやデル・テクノロジーズ、ヴイエムウェアに対抗してネットワーク分野を拡充するため3月にケープ・ネットワークス、今月にはプレクシを買収している。

  2-4月の売上高は前年同期比9.7%増の74億7000万ドル(約8280億円)、一部項目を除く1株利益は34セント。アナリスト予想は売上高74億ドル、1株利益31セントだった。

原題:HP Enterprise Profit Forecast Tops Estimates on Software Push(抜粋)

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