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ダン・ローブ氏、4億ドル調達へ-SPAC通じフィンテック買収

ヘッジファンド運営会社サード・ポイントを率いる投資家ダン・ローブ氏は、特別目的買収会社(SPAC)を通じ金融テクノロジー企業買収資金として4億ドル(約440億円)の調達を目指す。

  サード・ポイントが設立するSPAC「ファー・ポイント・アクイジション」は、21日ニューヨーク証券取引所(NYSE)社長を辞任したトム・ファーリー氏が率いる。22日の規制当局への届け出によると、クレディ・スイス・グループとバンク・オブ・アメリカが同社の株式売り出しを主導する。

  ファー・ポイントは「フィンテックの領域には、魅力的な上場企業となり得る買収ターゲットが数多いと考える」と届け出に記載。買収対象は「極めて高成長の革新的な企業から、経常収益と強固なキャッシュフローを伴い、事業基盤が確立された成熟企業」まで幅広いと続けた。

  「ブランクチェック(白紙小切手)会社」とも呼ばれるSPACは、公開市場で資金を調達する会社で、特定した期間内に非公開企業を買収すると投資家に公約することが多い。ファー・ポイントは、「FPAC.U」をティッカーシンボル(銘柄コード)としてのNYSE上場を目指す。

  ファー・ポイントは届け出で、金融テクノロジー、テクノロジーまたは金融サービス業界の企業を対象に、2年以内に買収を実施する考えも明らかにした。買収の標的は特定しておらず、潜在的取引についての実質的な協議はまだないとしている。

原題:Loeb Seeks to Raise $400 Million for New Blank-Check Company (1)(抜粋)

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