Photographer: Alex FLynn/Bloomberg

EU離脱とトランプ政権誕生、ツイッター「ボット」のせいかも

  • 全米経済研究所が調査報告書で自動投稿の影響を分析
  • 米大統領選でトランプ氏の得票率を3.23ポイント上振れさせた可能性
Photographer: Alex FLynn/Bloomberg

ツイッターに自動的につぶやきを投稿するプログラム「ボット」が2016年の英国民投票と米大統領選挙の結果を変えた可能性がある。全米経済研究所(NBER)が今月の調査報告書でこう指摘した。

  ツイッターのボットは、英国民による欧州連合(EU)離脱選択とトランプ米大統領の誕生において、小さいながらも決定的な役割を果たしたと同報告書は結論付けた。大まかな算出によれば、英国民投票で離脱賛成票の割合を1.76ポイント押し上げ、米大統領選ではトランプ氏の得票率を3.23ポイント上振れさせた可能性があるという。

  調査報告によると、ボットが拡散したメッセージがツイッター利用者の意見を後押しする内容だった場合、利用者への影響が最も大きかった傾向があった。例えばトランプ氏の支持者は、ボットが発した同氏支持のツイートに反応しがちだった。情報の拡散は素早く、一般的に50-70分でツイッター利用者の間に行き渡ったとしている。

原題:Twitter Bots Helped Trump and Brexit Win, Economic Study Says(抜粋)

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