米キャンベルスープ格下げの可能性とムーディーズ-CEOが突然辞任

  • 無担保優先債務の「Baa2」は投機的格付けを2段階上回る水準
  • 最新の利益見通し、アナリスト予想を下回る

ムーディーズ・インベスターズ・サービスは21日、米食品大手キャンベルスープの信用格付けを引き下げる可能性を明らかにした。キャンベルは利益率の急激な落ち込みとデニース・モリソン氏の突然の最高経営責任者(CEO)辞任に見舞われている。

  「Baa2」の無担保優先債務を含め、キャンベルの全ての格付けを見直すという。同水準は投機的格付けを2段階上回る。ムーディーズは何段階の格下げがあり得るかについては言及しなかった。

  ムーディーズのアナリスト、ブライアン・ウェディントン氏はリポートで、「2-4月(第3四半期)の予期せぬ急激な利益率の低下を受けて、キャンベルがスナック菓子メーカー、米スナイダーズ・ランス買収後の債務削減計画を達成できるか深刻な疑念が生じている。加えて、CEO辞任で同社が目先、経営上の課題にうまく対応できるか否か一段と不透明感が強まっている」と指摘した。

  キャンベルの担当者にコメントを求めたがこれまでのところ回答は得られていない。18日には、モリソン氏のCEO辞任を受けて、同社株はほぼ20年ぶりの大幅な下げを演じた。同社はまた、通期の1株利益見通しもアナリスト予想を下回る水準に下方修正。キャンベル株は年初から30%下落している。

原題:Campbell Soup May Be Downgraded by Moody’s Amid CEO Departure(抜粋)

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