米ウェルズ・ファーゴ、自動車ローン拡大へ-商業不動産市場には懸念

  • ティム・スローンCEOがブルームバーグTVで発言
  • 商業用不動産市場の一部の取引は「泡立っている」

米銀ウェルズ・ファーゴのティム・スローン最高経営責任者(CEO)は、昨年縮小した自動車ローン事業を拡大する用意があると表明。また、商業不動産市場に対しては懸念を抱いていると述べた。

  スローン氏は21日のブルームバーグテレビジョンでのインタビューで、自動車融資について「十分に縮小したため、これからは同事業を再び拡大する方針だ」と指摘。ただ、「若干懸念している市場も幾つかある」と語った。

  同CEOは商業用不動産の一部の取引について、具体例は挙げずに「泡立っている」と指摘。それでも依然として同事業に対して好感触を持っていると述べた。

ウェルズ・ファーゴのティム・スローンCEOは、自動車ローン事業を拡大する用意があると表明

(出所:Bloomberg)

  ウェルズ・ファーゴは2017年半ば、自動車ファイナンスの抑制と引き受け基準の厳格化を決定した。自動車の再販価格の下落で、借り手がデフォルト(債務不履行)となった場合に自動車の差し押さえで損失を穴埋めすることが難しくなったことが背景。

原題:Wells Fargo to Boost Auto Lending as Real Estate Sparks Concern(抜粋)

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