安倍首相、加計学園理事長と「指摘の日に会っていない」

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  • 官邸の来訪者記録は「残っていなかった」-菅官房長官
  • 愛媛県が新文書、首相と加計氏が15年2月に面会と記載-共同通信

安倍首相

Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

安倍晋三首相は22日午前、加計学園の加計孝太郎理事長と2015年2月に面会して獣医学部新設について説明を受けたとする愛媛県の文書内容について「指摘の日に会ったことはない」と否定した。官邸で記者団に語った。

  安倍首相は「念のために昨日官邸の記録を調べたが確認できなかった」と述べ、従来の国会答弁通り、加計氏から獣医学部新設について「話をされたこともないし、私から話をしたこともない」と述べた。

  共同通信によると、愛媛県は21日、安倍首相が15年2月25日に学園の加計理事長と面会して獣医学部新設計画について直接、説明されたと記載した文書を国会に提出した。これまで首相は新設計画を知ったのは、政府の国家戦略特区諮問会議が計画認定した17年1月だったと国会答弁していた。

  菅義偉官房長官は22日の会見で、官邸の来訪者記録は「速やかに廃棄される取り扱いになっている」とした上で、当日の記録は「残っていなかった」と述べた。

  一方、加藤勝信厚生労働相は22日午後の衆院本会議で、15年2月14日に岡山県の地元事務所で学園事務局の人物と面会し、獣医学部新設を巡る経緯について聞いたことを認めた。当時は官房副長官だったが、面会内容を安倍首相には報告していないと強調。加計理事長との面会を「あっせんしたことは一度もない」とも語った。

(最終段落を追加します.)
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