米司法副長官、ロシア疑惑捜査の極秘情報閲覧を議会に認める

  • 大統領とローゼンスタイン司法副長官、レイFBI長官が会談
  • 司法省はトランプ陣営捜査の違法性の調査を監察官に要請する

トランプ米大統領は21日、ローゼンスタイン司法副長官およびレイ連邦捜査局(FBI)長官と会談した。会談終了後、ホワイトハウスは、議会共和党がロシア疑惑調査に関連して司法省に要求していた「極秘」情報の提供に同省が同意したと発表した。

レイFBI長官

写真家:Andrew Harrer / Bloomberg

  ホワイトハウスのサンダース報道官は発表資料で、司法省は同省監察官に対しトランプ陣営捜査に「何らかの不正行為」がなかったか調査するよう求めることにも同意したと説明した。

  この会談により、トランプ大統領と、ローゼンスタイン副長官およびレイ長官が対立する事態は少なくとも当面避けられた。トランプ大統領は20日のツイッターへの投稿で、2016年大統領選挙でトランプ陣営にFBIが情報提供者を潜入させたかどうか調査するよう司法省に求めていた。

  サンダース報道官は同発表資料で、「司法省は大統領との会談に基づいて監察官に対し、トランプ陣営に関するFBI捜査ないし司法省の戦術に不正な点がなかったかどうかの検証を現行調査に含めるよう要請した」と述べた。

  同報道官によれば、ホワイトハウスでの会談で大統領とローゼンスタイン副長官らは、議会指導者が司法省のロシア疑惑捜査に関して提出を「求めていた極秘情報など」を閲覧するための会合をケリー大統領首席補佐官が設定することで合意した。

  一部の共和党議員は、司法省の内部文書提供を求めてきた。議員らは、ロシア疑惑捜査が1年前のモラー特別検察官指名よりもかなり前から不適切な行動によりゆがめられていたことを同文書は示すだろうと主張している。

  ホワイトハウスでの会談を終え司法省に戻ったローゼンスタイン副長官は記者団の質問にコメントを控えた。

原題:Rosenstein Will Let Congress See ‘Highly Classified’ Information(抜粋)

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