中国が産児制限の終了を検討、年内にも決定へ

  • 国務院は影響調査を委託済み、中国全土で規則変更制定へ
  • 中国は約40年にわたり産児制限を実施、労働力不足招く
中国:産児制限を年内にも撤廃か

中国は、世帯当たりの子供の出生数に関する全ての制限を撤廃する計画だ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。中国の産児制限は数多くの人権侵害が指摘され、労働力不足を招いたが、歴史的な打ち切りへと向かいそうだ。

  政府内の協議であることから匿名を希望した関係者によると、国務院は産児制限を終了させた場合の影響に関する調査を委託済みで、中国全土で規則変更を制定したい考え。産児制限はおよそ40年にわたって続けられてきた。今回の措置は人口の高齢化ペースを弱めるとともに、国際的な批判をかわす狙いがあるという。

北京・天安門広場で子供連れの市民

Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

  協議中の案では、人口管理を個人の選択に任せ、子供を何人持つかは個人が決定できるようにすると関係者の1人は語った。別の関係者によると、10-12月にも決定が下される可能性もあるが、2019年にずれ込むこともあり得る。

  この報道を受け、過去5年間で中国のベビーフード市場でのシェアを倍増させたフランスの乳製品メーカー、ダノンの株価は日中高値を付けた。英レキット・ベンキーザー・グループは下げを一時解消した。

  国務院新聞弁公室、国家衛生健康委員会に対して21日、ファクスでコメントを要請したが、今のところいずれからも応答はない。

原題:China Said to Consider Ending Birth Limits as Soon as This Year(抜粋)

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