トランプ大統領が司法省に調査要求、陣営へのFBIスパイ潜入の可能性

  • 「16年大統領選でFBIが私の陣営に潜入したかどうか調査求める」
  • 中東2カ国が大統領選前に支援の申し出をしていたとの報道にも反発

トランプ大統領

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

トランプ米大統領は20日、司法省に対し、2016年大統領選で同省がトランプ陣営にスパイを潜入させていた可能性について調査するよう要求すると述べた。これに先立ち大統領は、モラー特別検察官のロシア疑惑捜査は今年の中間選挙で共和党にダメージを与える意図があると示唆した。

  トランプ大統領は20日のツイッターへの投稿で、「正式にはあす要求するつもりだが、私は連邦捜査局(FBI)すなわち司法省が16年大統領選で私の陣営に潜入ないし調査をしたかどうか、そしてこの要求・要請が当時のオバマ政権の当局者によるものだったかどうかを同省が調べることをここに要求する」と述べた。

  この投稿の数時間前、トランプ大統領に近いニューネス下院情報特別委員長は、米情報機関がトランプ陣営に情報提供者を潜入させていたとしたら、これは越えてはならない一線を越えた行為だと指摘していた。

  またこの日の早朝、トランプ大統領は16年大統領選挙の前に中東の2カ国から支援の申し出を受けていたとの報道に反発、矢継ぎ早にツイートを出した。

  米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は19日、大統領選挙の3カ月前、サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)の特使らがニューヨークのトランプタワーで、大統領の長男を含むトランプ陣営のメンバーらと会い、選挙の勝利へ支援を申し出たと報じた。

  これに対しトランプ大統領はツイートで、NYT紙は「世界で最も高額の魔女狩りがロシアと私に関して何も見つけられなかったため、今度は世界の他の地域に目を向けていることを示唆する長く退屈な記事を作った」と主張した。

原題:Trump Demands DOJ Look Into ‘Political’ Infiltration of Campaign(抜粋)

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