ECBリイカネン氏:ドラギ総裁の後任を目指す活動しない

  • 就任検討する状況はあるかもしれないが自ら求めず
  • 金融政策スタンスは「全く不変」、上下対称的-リイカネン氏

フィンランド銀行(中央銀行)のリイカネン総裁は19日、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の後任となることを検討する状況はあるかもしれないが、自らその職を求める活動は行わないと述べた。

リイカネン総裁

Photographer: Ville Mannikko/Bloomberg

  リイカネン総裁(67)はフィンランドのYLE TV1とのインタビューで2019年の後半に空席となるECB総裁職への就任要請に応じることは可能かと問われた際、こうした議論はいつもあまりに早く始まると指摘。「私はどんな職でも自ら求めて運動するつもりはない」と述べ、「『職務を果たすか』と尋ねられる状況はあるかもしれない。その後に検討する必要がある」と語った。

  同氏は7月に1期7年の2期目の満了に伴ってフィンランド中銀総裁を退任する。後任にはレーン副総裁が18日に指名された。

  金融政策スタンスについてタカ派姿勢を弱めたかどうかとの質問にリイカネン総裁は、物価安定に関する自身の立場は「全く不変だ」と述べ、「インフレが当局の目標とする2%を超える水準に加速すれば、利上げを要求する。その水準をかなり下回ったままであれば、景気を刺激する必要がある。私のスタンスは目標を上回っているか下回っているかにかかわらず対称的だ」と答えた。

  リイカネン氏がタカ派姿勢を弱めれば、一段とタカ派姿勢のバイトマン独連銀総裁の対抗馬として次期ECB総裁候補になる可能性もある。

原題:Liikanen Says He Won’t Campaign to Succeed Draghi at ECB(抜粋)

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