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Photographer: Bloomberg Creative Photos/Bloomberg

【NY外為】逃避先通貨が上昇、新興国通貨やイタリア情勢受け

更新日時
  • MSCI新興国通貨指数、一時200日移動平均割れ-中南米通貨安い
  • ドルは円に対し上げを消す、週間では8週連続の上昇
A magnifying glass is held over a 50 subject one dollar note sheet after being printed by an intaglio printing press in Washington, D.C., U.S.
Photographer: Bloomberg Creative Photos/Bloomberg

18日のニューヨーク外国為替市場では、円やスイス・フランなどの逃避先通貨が上昇した。新興国通貨が軟調に推移したことや、イタリアのポピュリスト2政党による連立協定合意を巡る懸念からイタリア国債が下落したことを受けた。

  円とフランはドルとユーロに対して上昇。米国債利回りが軒並み低下したことが背景となった。中南米通貨が下落したことから、MSCI新興国通貨指数は今年1月以降で初めて200日移動平均を割り込む場面があった。ドルは主要10通貨に対してまちまちだったが、ブルームバーグのドル指数は今週1.2%上げ、5週連続の上昇となった。

  ニューヨーク時間午後4時38分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.3%上昇。ドルは円に対し0.1%未満下げて1ドル=110円73銭。ユーロは対ドルで0.2%安の1ユーロ=1.1769ドル。

Safety in Numbers

  ドルは円に対し早い時間の上げ(0.3%高)を維持できなかったが、週間ベースでは8週連騰となった。

  ドルはスイス・フランに対して、一時0.6%安の1ドル=0.9951フランまで下げた。MSCI新興国通貨指数が主要支持水準を下回ったことが背景。

欧州時間の取引

  ユーロが続落し、週間ベースでも5週連続の下げに向かった。イタリア政局の混乱、ユーロ圏経済の成長減速や、欧州中央銀行(ECB)がフォワードガイダンス変更を来月に先送りする可能性が材料視された。一時は1ユーロ=1.1822ドルを付けたが、イタリア「五つ星運動」のディマイオ党首が2政党連立協定の合意を発表した後、下げに転じた。

原題:FX Havens Get Lift From Emerging Markets, Italy: Inside G-10(抜粋)
Euro Heads for Longest Weekly Decline Since 2015: Inside G-10

(相場を更新し、第4段落以降を追加します.)
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