グレンコア:英当局が贈収賄調査に着手か、コンゴの取引巡り-関係者

英国の重大不正捜査局(SFO)は、スイスの資源商社グレンコアと、同社のイスラエルの資産家ダン・ガートラー氏およびコンゴ政府指導者との贈収賄疑惑について、正式な調査を開始する構えだ。事情を知る関係者2人が明らかにした。

  情報が非公開だとして匿名を条件に話した関係者らによると、グレンコアのコンゴでの取引を徹底調査するための正式承認をSFOは求める方針。グレンコアはスイスに本社を置いているが、株式上場先はロンドンであるため管轄権はあると検察は証明する必要がある。

  コンゴ政府のランバート・メンデ報道官は、この問題について政府は「100%平穏だ」と述べた。同氏は18日、「われわれはあらゆる攻撃を受けて立ち、反撃する用意がある」と電話で語った。正式な調査開始については、SFOの上層スタッフで構成する委員会に最終決定権がある。

  SFO、グレンコア、ガートラー氏の広報担当者はいずれもコメントを控えた。

  18日のロンドン市場でグレンコアは一時、前日比8.7%安となる場面があった。

  ガートラー氏とグレンコアは、コンゴにある銅およびコバルトの鉱床に共同で投資した2007年以来、緊密な関係を培ってきた。グレンコアのアイバン・グラゼンバーグ最高経営責任者(CEO)は12年にガートラー氏に関し、グレンコア傘下にあるカタンガ・マイニングの「支援的な」株主であり、同氏が関与していることでコンゴに対する外国からの投資の誘致が促されたと述べていた。

原題:Glencore Said to Face U.K. Bribery Probe Over Congo Dealings (2)(抜粋)

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