フィンランド中銀次期総裁:ユーロ圏経済の減速、一時的か結論まだ

  • 中期見通しは「下振れ方向」、米財政政策や政治不透明などがリスク
  • レーン副総裁は7月に総裁就任、ECB政策委員会メンバーに

フィンランド銀行(中央銀行)のレーン副総裁は、ユーロ圏経済が最近の減速から回復するかどうか「まだ結論は出ていない」と指摘した上で、「中期的には下振れ方向に傾いている」と慎重な見通しを示した。

  レーン副総裁は7月に退任するリイカネン氏に代わり総裁に就任する。レーン氏は17日にヘルシンキでインタビューに応じ、「一時的な減速なのか、より永続的なものなのかを確認するため」政策担当者は指標に注目することになるだろうと発言。「短期的にはリスクが比較的均衡しているが、中期的には下振れ方向に傾いている」と続けた。

  景気拡大への具体的なリスクには、米国の財政刺激策が最終的に巻き戻されること、イタリアなどでの政治的な不透明性、ユーロ圏全般に政府の経済改革がのろいことを挙げた。レーン氏はフィンランド中銀総裁就任と同時に自動的にECB政策委員会メンバーに加わる。

Past Peak

Growth rates may be slower through 2019

Source: National statistics institutes, Bloomberg surveys of economists

Note: Data from second quarter 2018 is median economist estimate (all data show percent change from previous quarter)

原題:ECB Appointee Rehn Says Jury Is Still Out on Extent of Slowdown(抜粋)

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