JPモルガン、オルタナティブ投資の条件緩和-最低投資額10万ドルへ

  • 従来は1000万ドル、主に機関投資家や超富裕層向けに提供してきた
  • 新興企業アイキャピタル・ネットワークのテクノロジー活用

JPモルガン・チェースはより幅広い顧客層に洗練された投資サービスを提供する計画だ。

  同行は資産運用部門が主に機関投資家や超富裕層向けに提供していたオルタナティブ投資の一部で条件を緩和し、新たな最低投資額を10万ドル(約1100万円)と従来の1000万ドルから引き下げる。これにより登録投資アドバイザーを通じてより幅広い資産配分が可能になる。なお、追加の適格条件の幾つかは引き続き適用される。

  今回の変更でJPモルガンはアイキャピタル・ネットワークのテクノロジーを活用する。同社はオンラインを通じて富裕層やそのアドバイザーを対象にヘッジファンドやプライベートエクイティ(PE、未公開株)商品、不動産取引などのオルタナティブ投資関連のサービスを提供。1万2000余りの口座へのサービスを手掛けるこのベンチャー企業には、ウォール街の大手企業の多くが関心を寄せている。

  JPモルガンのグローバル・オルタナティブ部門マネジングパートナー、アントン・ピル氏は発表資料で、「多くの富裕投資家はオルタナティブ投資への配分が引き続き機関投資家に比べて低い」と述べた上で、「景気サイクルが終盤を迎える中、さらに強力なポートフォリオ構築を目指す投資家にとって代替収益源の確保は重要な留意事項だ」と指摘した。

原題:JPMorgan Brings Alternative Investments to Masses With $100,000(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE