ブレント原油がバレル80ドルに上昇、2014年11月以来初めて

17日のロンドン市場で、北海ブレント原油価格が2014年以来初めて80ドルに上昇した。米国の原油在庫減少に加え、イラン制裁の影響に投資家が身構えていることが背景にある。

  トランプ米政権はイラン核合意から離脱し、同国への制裁を再び導入すると発表。需給がすでに引き締まりつつあった石油市場で供給が逼迫(ひっぱく)すると懸念され、今月に入り原油価格は上昇を続けている。80ドルは石油輸出国機構(OPEC)最大の産油国であるサウジアラビアが望むとされる水準だが、国際エネルギー機関(IEA)は消費に影響が出るほどの原油高だと指摘、今年の石油需要予測を下方修正した。

  ロンドンICEのブレント原油先物7月限は前日比90セント高の80.18ドルまで一時上昇し、14年11月以来の高値を付けた。ロンドン時間午後1時39分時点では79.90ドル。ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は58セント上昇の72.07ドル。

原題:Oil Rises to $80 a Barrel in London for First Time Since 2014(抜粋)

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