フランクリン・テンプルトン、アルゼンチンに倍賭け-関係者

  • ハッセンスタブ氏運用のファンドがペソ建て債2540億円購入と関係者
  • 「リバースインクワイアリー」に伴う債券発行だと関係者

フランクリン・テンプルトンの旗艦債券ファンドがアルゼンチンに倍賭けしている。同ファンドは米国債値下がりを見越した取引を数年にわたり続け、その賭けが報われ始めたばかりだが、中南米通貨の低迷が重しとなっている。

  同社のマイケル・ハッセンスタブ氏が運用するファンドが15日、アルゼンチン・ペソ建て債を23億ドル(約2540億円)相当購入した。この買い入れについてフランクリン・テンプルトンと話した関係者が非公開情報だとして匿名を条件に明らかにした。

  ファンド側からの打診、いわゆる「リバースインクワイアリー」に伴う債券発行だという。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が先にこの債券購入を報じていた。

  メキシコからアルゼンチンに至る中南米通貨の下落で打撃を受けたフランクリン・テンプルトンにとっては、大胆な賭けだ。382億ドル規模の「テンプルトン・グローバル・ボンド・ファンド」はここ1カ月のリターンがマイナス1.7%余り。同ファンドが長期保有するブラジルとメキシコ、アルゼンチンの現地通貨建て債の値下がりが響いている。

  フランクリン・テンプルトンの広報担当者は、最近のファンド運用実績についてコメントを控えた。

原題:Templeton Doubles Down on Argentina as Fund Hurt by Latam (3)(抜粋)

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