モルガンS、英中銀のタカ派姿勢に着目-ソフトブレグジット確率75%

  • 8月に利上げし、EU離脱後の19年5月と同年11月に追加利上げか
  • 金利は18年にゆっくりと上昇するだろう-調査リポート

イングランド銀行(英中央銀行)は8月に利上げする。米銀モルガン・スタンレーはこう確信し続けている。

  市場は英中銀がタカ派寄りになる可能性を過小評価し、英国の欧州連合(EU)離脱を巡る誇張されたリスクを織り込んでいるというのがモルガン・スタンレーの認識だ。同行のストラテジストらは、英中銀が8月に利上げし、EU離脱後の2019年5月と同年11月に追加利上げすると予想。英国債市場で2年債と5年債の利回り格差が拡大すると見越した取引を通じ、そうした見通しに備えるよう勧めた。

Paring Bets

Investors now see a less hawkish path for the Bank of England

Source: Bloomberg

  モルガン・スタンレーの調査リポートで、ジェイコブ・ネル、シュレヤ・チャンダー両氏は英中銀の「金融政策委員会(MPC)の枠組みが示唆するタカ派姿勢が過小評価されている」と分析。「金利は18年にゆっくりと上昇するだろう。英国のEU離脱手続きの最終段階にかけて統計が悪化し、MCPは8月の後は政策を据え置く」とコメントした。

  モルガン・スタンレーは英EU離脱、いわゆる「ブレグジット」に関して比較的楽観的。「ソフトブレグジット」の確率は最大75%としている。英国は現実的な立ち位置に近づいており、議会の多数派が「ハードブレグジット」を阻止できそうだという。

原題:Morgan Stanley Sticks With Hawkish BOE Call on Soft Brexit Hopes(抜粋)

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