コンテンツにスキップする
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株と国債が下落-10年債利回りは3.11%

更新日時
A trader works on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Monday, May 7, 2018. U.S. stocks extended gains following a spate of mergers and acquisitions while the dollar resumed its winning ways to reach the strongest level this year.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

17日の米株式相場は下落。日中は上げ下げを繰り返す展開となった。経済データは堅調だった一方、中国との貿易交渉を巡るトランプ大統領の発言が嫌気された。米国債相場も値下がり。一方でドルは上昇した。

  • 米国株は下落、日中は上げ下げ繰り返す
  • 米国債値下がり-10年債利回り3.11%
  • NY原油は変わらず-北海ブレントは一時80ドルも勢い失う
  • NY金は反落、米10年債利回りの上昇継続で

  トランプ大統領はこの日、中国との貿易交渉が成功しない可能性を示唆。これに反応し、S&P500種株価指数はこの日の安値に下げる場面があった。その後いったん下げを埋めたが、再び下落した。この日はM&A(企業の合併・買収)の動きを受けてエネルギー銘柄が上げた一方、シスコシステムズの低調な決算を嫌気してテクノロジー株は売られる展開。製造業景況指数など明るい内容の経済データを受けて、10年債利回りは3.11%に上昇した。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%安の2720.13。ダウ工業株30種平均は54.95ドル(0.2%)下げて24713.98ドル。ニューヨーク時間午後4時50分現在の米国債市場では、10年債利回りが2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し3.11%。

  原油市場では、ロンドンICEの北海ブレント原油が一時1バレル=80ドルに上昇した。石油輸出国機構(OPEC)の減産のほか、ベネズエラやイランの出荷見通し悪化が背景。世界的に在庫減少の兆候が強まっているが、米シェールオイルの記録的増産で上げ幅は縮小した。ブレント原油7月限は2セント上げて1バレル79.30ドル。一時80.50ドルまで上げた。ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物も一時上昇したが、最終的には前日と変わらない71.49ドル。

  ニューヨーク金相場は反落。米10年債利回りの上昇が続いたことが手掛かり。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.2%安の1オンス=1289.40ドル。

  トランプ大統領はこの日、中国との貿易交渉が成功しないかもしれないとの認識を示した。北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長との共同会見で語った。

  朝方発表された5月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は34.4に上昇。項目別では販売価格指数が36.4と、29年余りで最も高い水準に上げた。

原題:U.S. Stocks Mixed as Dollar Rises, Treasuries Fall: Markets Wrap(抜粋)
Crude Surges to $80 as Investors Zero in on Shrinking Surpluses
PRECIOUS: Gold Languishes at This Year’s Low as Yields Climb
Trump Says Any Action on ZTE Is Small Part of China Trade Deal
Fed Manufacturing Gauges Show More Pricing Power as Costs Rise

(第6段落以降を追加し、更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE