イタリア:ポピュリスト連立へ詰めの協議、交代で首相との報道も

  • ECBへの債務減免要請やユーロ廃止の手順盛り込む可能性と報道
  • サルビーニ、ディマイオ両氏が交代で首相を務める可能性

イタリアではポピュリスト2政党が連立政権樹立に向けて詰めの協議を行っている。反移民の「同盟」のサルビーニ書記長によれば、協議は最終段階にある。

サルビーニ氏

フォトグラファー:Alessia Pierdomenico / Bloomberg

  同書記長は15日遅くフェイスブックに掲載したビデオで「最後の詰めに入った」としている。パートナーとなる反エスタブリッシュメント(既存勢力)政党「五つ星運動」との間で、それぞれの政策の適切なバランスをまだ模索していると付け加えた。五つ星の関係者が匿名を条件に述べたところによると、両党は16日午前に継続協議する。

マッタレッラ大統領

写真家:Giulio Napolitano / Bloomberg

  イタリア版ハフィントン・ポストのウェブサイトは両党が協議中の合意草稿だとして、政策プログラムには欧州中央銀行(ECB)に2500億ユーロ(約32兆6000億円)の債務減免を求めることや通貨同盟参加国がユーロを廃止し「金融政策の主権を回復する」ことを可能にする手順などが盛り込まれる可能性を報じた。

  五つ星のディマイオ党首が「債務やユーロ、移民に関する多くの部分など」で草稿は大きく変更されたと述べたと、ANSA通信が報じた。

ディマイオ氏

フォトグラファー:Alessia Pierdomenico / Bloomberg

  両党の党首は誰を連立政権の首班に指名するかを言明していない。政策について合意するまでは首相候補を公表しないとしている。イタリアの複数の新聞は16日、サルビーニ、ディマイオ両氏が交代で首相を務める可能性があると報じた。

原題:Italy Populists Say Government Talks Entering Final Stretch (1)(抜粋)

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