ZTEの技術利用禁じる文言、国防権限法案に残る公算-米共和党議員

  • 下院軍事委のソーンベリー委員長がブルームバーグのイベントで発言
  • 「この問題に対する政権の見解は、私にははっきり分からない」

中国の通信機器メーカー、中興通訊(ZTE)に対する米政府の制裁措置を巡りトランプ米大統領が中国側と何らかの合意に至っても、その取り決めが米政府機関に適用される可能性は低い。共和党の有力議員である下院軍事委員会のマック・ソーンベリー委員長が15日、こう指摘した。

  同委員長はブルームバーグ・ガバメントのイベントで、ZTEが製造したテクノロジーの利用を米政府機関に禁止する文言を国防権限法(NDAA)案から削除する「動きは下院で広がっていない」と説明。米政権と中国政府が結ぶ可能性のある取り決めにかかわらず、共和、民主両党の下院議員は米国として中国に保有してほしくない情報をZTEが得るのを阻止したい構えだと語った。

  その上で「現時点でこの問題に対する政権の見解は、私にははっきり分からないことを告白するが、私にとっての問題は経済ではなく安全保障だ」とも話した。

  トランプ大統領は13日のツイートで、ZTEが事業を再開できるよう米商務省に指示したことを明らかにし、「速やかに事業に戻る方策」をZTEに示すため中国の習近平国家主席と共に取り組んでいると説明した。

原題:ZTE Ban Is Likely to Stay in Defense Bill, Republican Says (1)(抜粋)

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