中国:4月の新築住宅価格の上昇加速-10カ月ぶりの高い伸び

更新日時
  • 70都市の新築住宅価格は前月比0.57%上昇(3月は0.42%上昇)
  • 中朝国境の遼寧省丹東市が前月比2%上昇と、過去最大の伸び

中国の4月の新築住宅価格は10カ月ぶりの高い伸びとなり、当局が取り組んできた不動産投機抑制の難しさが示された。

  国家統計局の16日の発表を基にブルームバーグが推計したところでは、調査対象の70都市の新築住宅価格は前月比0.57%上昇。3月は0.42%上昇だった。

  都市別では、北朝鮮との国境の街である遼寧省丹東市が前月比2%上昇と、過去最大の伸び。朝鮮半島の緊張緩和を受けて、投資熱が高まった。同市の上昇率は70都市で最も大きい。次いで伸びが目立ったのは海南省の省都・海口市と三亜市で、上昇率は共に1.9%だった。

  クレディ・アグリコルの新興国市場シニアストラテジスト、ダリウス・コワルツィク氏は「住宅価格の伸び加速は、市場を落ち着かせようとする当局の取り組みに逆行している。市場沈静化に向けてさらなる措置を講じる必要があることを意味し、一段の需要抑制と住宅金利・頭金要件の引き上げが見込まれる」と指摘した。

原題:North Korea Border Town Leads Gains in Chinese Home Prices(抜粋)

(3段落目以降に都市別の動向とコメントを追加して更新します.)
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