イラン核査察批判のトランプ政権、北朝鮮と合意なら結局IAEA頼み

  • IAEAの対イラン査察システムは不十分とボルトン氏が批判
  • こうした見方広がればIAEAへの信頼が揺らぎかねないと識者

トランプ米大統領の北朝鮮と合意を取り結ぶ努力が結実した場合、国際原子力機関(IAEA)が北朝鮮のウラン備蓄を追跡調査することになるが、ホワイトハウスはIAEAの核査察システムを批判している。

  ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は今週のABCとのインタビューで、イランで「われわれは十分な査察を行っていない」と述べた。だがIAEAは軍事介入を伴わないケースとしては、これまでで最も包括的な核活動監視システムをイランに設置している。

  米エネルギー省のイラン作業部会をかつて率い、イラン核合意に基づく特別監視プログラムの策定を支援したコーリー・ヒンダースタイン氏はインタビューで、「これまでで最も厳格で徹底的なセーフガード制度の下でのIAEAのシステムが不十分だとの見方が広まれば、IAEAとその日常作業に対する世界的な信頼に強い疑問が生じることになる」と指摘した。

Snap Inspections in Iran

IAEA complementary access to sites rose 40% last year

Source: IAEA 2018 Safeguards Implementation Report

原題:Trump’s North Korea Gamble May Rely on Iran Monitors He Trashed(抜粋)

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