Photographer: Kerem Uzel

トルコリラに大統領リスク、日本の個人投資家は腰引ける

  通貨下落が続くトルコのエルドガン大統領が、来月の選挙で勝利すれば金融政策への関与を強めると発言したことを受けて政治リスクへの警戒が強まっている。トルコリラは15日に対ドル、対円で過去最安値を更新し、対円での年初来の下落率は約17%に達した。日本の個人投資家には高金利で根強い人気のあるトルコリラだが、足元の買いポジションは頭打ちとなっている。

  外為どっとコム総研の神田卓也取締役調査部長は、トルコリラ・円について「個人投資家は30円台から買い下がってきていたが、足元1週間は買い残が増えていかない感じになっている」と指摘。「これまでは政治面や細かいファンダメンタルズはほとんど考えずに、金利が高ければ、価格が安ければ買うという感じだったが、さすがに政治リスクを意識して腰が引けてきている」と言う。

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