Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

【NY外為】ドル指数が年初来高水準を更新、米国債利回り上昇で

更新日時
  • 10年債利回りは11年以来の高さ、金融当局者発言や米小売売上高受け
  • ドルは後半に上げ幅縮小、北朝鮮が南北会談中止との報道を嫌気
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

15日のニューヨーク外国為替市場ではドルが上昇。10年物米国債利回りが2011年以来の高水準に達したことや、米金融当局者の発言、堅調な米経済指標を受け、ブルームバーグのドル指数は年初来高水準を更新した。ただ取引時間後半では上げ幅を縮小した。

  ドルは主要10通貨の全てに対して上昇。ドルに対する下げがこの日最もきつかったのは新興国通貨と資源国通貨だった。ドル指数は午前、前日比0.9%高まで上昇していた。

  ニューヨーク時間午後4時30分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・ドル・スポット指数は前日比0.6%高。ユーロは対ドルで0.7%下げて1ユーロ=1.1842ドル。ドルは対円で0.6%高の1ドル=110円33銭。

  朝方は米指標を手掛かりにドルが上伸。4月の米小売売上高は前月比0.3%増加で市場予想に一致。前月は上方修正された。5月のニューヨーク連銀製造業景況指数は20.1と、市場予想の15.0を上回った。カプラン・ダラス連銀総裁やウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁のインフレに関する発言も注目された。

  ただ、北朝鮮が16日予定の韓国との閣僚級会談をキャンセルしたとの報道を受け、ドルは上げ幅を縮小した。北朝鮮国営メディアの朝鮮中央通信(KCNA)は米韓合同軍事演習を北朝鮮侵攻の予行演習だと非難したと、韓国の聯合は報じた。

  新興国通貨は引き続きさえず、MSCI新興国通貨指数は年初来の上げを消し、一時は200日移動平均を割り込んだ。

  

欧州時間の取引

  米10年債利回りが3%を超え、ドルを買い持ちにした投資家による利益確定の売りが弱まる中、ドル指数が3日続伸した。

原題:Dollar Pares Gains After Hitting Fresh 2018 Peak: Inside G-10(抜粋)
Dollar Gains Before Retail Sales as Yields Support: Inside G-10(抜粋)

(相場を更新し、第4段落以降を追加します.)
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