クレディ・アグリコル1-3月トレーディング収入減-リスク資産圧縮

  • 1-3月期トレーディング収入は市場の予想平均に届かず
  • 株式トレーディング業務撤退でボラティリティー復活の恩恵受けず

フランスの銀行クレディ・アグリコルの1-3月(第1四半期)決算では、トレーディング収入が減少し、投資銀行部門の利益を圧迫した。

  15日の発表資料によると、クレディ・アグリコルは慎重な姿勢を取り、3月末時点の法人・投資銀行部門のリスク加重資産を10%余り圧縮した。資本市場の「より厳しい環境」とユーロ高も業績の重しになったと説明した。

  フランスのライバル行に続き、クレディ・アグリコルもトレーディング収入の伸びで、ウォール街や他の欧州の上位投資銀行に後れを取った。BNPパリバとソシエテ・ジェネラルも、債券と為替、商品のトレーディング収入が前年同期比で3分の1ほど減少した。

  クレディ・アグリコルによると、1-3月期トレーディング収入は24%減の4億6400万ユーロ(約608億円)。ブルームバーグ・ニュースが調査したアナリスト4人の予想平均は5億6800万ユーロだった。株式時価総額で仏銀2位の同行は、株式トレーディング業務の大部分から数年前に撤退しており、米株式市場を中心とするボラティリティー復活によってライバル行が得たようなビジネスチャンスに恵まれなかった。

  総収入は4.4%増の49億1000万ユーロと、アナリスト予想平均の50億2000万ユーロを下回った。

原題:Credit Agricole Caught in Fixed-Income Slump Like French Rivals(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE